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zoom RSS ジャーナリスト烏賀陽(うがや)弘道様の応援メッセージをいただきました

<<   作成日時 : 2009/06/23 19:49   >>

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090623横山剛さん応援メッセージ

横山さんと私を提訴した相手は、片や新銀行東京、片や
ヒットチャート会社オリコン。訴訟の内容も、横山さんの場合は
「守秘義務違反」、私は「名誉毀損」とまったく共通項がないように
見えるかもしれません。
しかし、私たちに起こされた訴訟は、気持ちが悪いほど構造が
よく似ています。

(1)横山さんの場合はテレビ朝日と講談社、私の場合は月刊誌
「サイゾー」という取材したメディアを訴えていない。
(2)そして「取材源」に過ぎない横山さんや私を孤立させ、
民事訴訟の裁判コストを個人で負わせることで精神的・肉体的・
経済的に疲弊させ、自社に不利な情報が出ることを止めようとしている。
(3)こうして取材源を虐待することで、新銀行東京もオリコンも
「ほれ見ろ、おれたちを批判したり疑問を投げかけると横山や
烏賀陽のような目に遭うんだぞ」と見せしめにしている。これで新銀行東京や
オリコンについて疑問や批判を抱いていた人たちは沈黙する。
(4)新銀行東京もオリコンも、個人である私や横山さんに比べ、圧倒的に
豊富な組織、資金、人的な力を持っています。彼らは会社の顧問弁護士を
指一本動かすだけで使えます。私たちは銀行の定期預金を解約して弁護士
費用を捻出しているのです。そして裁判のせいで収入が激減しています。

この二つの訴訟は、公的疑問への説明責任を果たしていないという点で
企業倫理に逆行しているだけではありません。敵対的民事訴訟を仕掛けて
批判や反対を潰してしまうという点で「市民が意見を公に言う権利」を蹂躙する、
民主主義への冒涜です。わが国の宝である民主主義に唾をするような企業を
「反社会的」と呼ばずして何と呼ぶのでしょうか。
 新銀行東京は、私のオリコン裁判地裁判決の4ヶ月後(2008年8月)に
提訴されました。
新銀行東京は私のオリコン裁判を見て学習したのでしょう。
「そうか、マスメディアを外して取材源だけを訴えてもいいのだな」と。
新銀行東京訴訟は、オリコン訴訟の悪質な模倣犯です。
 こうした公的な意見表明を潰すための敵対的民事訴訟を「SLAPP」といいます。
横山さんと私はいま、同じSLAPP訴訟の被害者として、共同歩調を取り始めています。
全国にちらばるSLAPP訴訟被害者を探しだし、連絡を取り始めました。
 薬害エイズ問題も食品偽装問題も、最初はほんの小さな集まりが社会に声を上げた
ことが始まりでした。横山さんや私たちSLAPP被害者の声にどうぞ耳を傾けてください。
私は自分がこんな被害に遭うなんて夢にも思わなかった。が、マンション建設の反対運動、
自然保護運動、開発反対運動。全国で、そうした「市民の声」を潰すためにSLAPPが
頻発しています。明日はあなたが敵対的訴訟を仕掛けられるかもしれないのです。

 ほんの少しのアクションが、SLAPPのような社会悪を駆逐していくのです。
新銀行東京やオリコンに抗議の手紙を書くなんてどうですか。
どうぞよろしくお願いします。


烏賀陽(うがや)弘道
ジャーナリスト、オリコンSLAPP訴訟被害者。

2009年6月23日

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